校名の由来
昭和23年4月1日の学制改革により、福岡県筑紫中学校と併設の福岡県三宅中学(夜間)を合併し、福岡県立筑紫高等学校(全日制・定時制課程)と改称されたが、旧筑紫郡の同一郡内に設置されていた福岡県筑紫高等女学校との間に「筑紫」の名称が競合することとなった。また、昭和23年7月に塩原の旧校舎を福岡学芸大学に転用することとなり、翌年3月野間丘陵の上にある現校地に移転が決定した。このような経過から、昭和24年8月31日に福岡県立筑紫丘高等学校と再度改称されたのである。
校訓
「筑紫丘高校」は、剛健・叡智・創造を校訓に掲げ知・徳・体のバランスのとれた人格の完成を目指しています。向学心に燃え、新しい自分を創造しようとする生徒諸君の入学を心より待っています。
本校の使命
豊かな心と創造力に富み、世界に貢献できる人材の育成
教育方針
生徒に自ら考え、判断し、行動させ、さまざまな体験から多くを学ぶ指導をすべての教育活動で実践する。
教育目標
1 高い学力と、それを活用して課題を解決する力、新たなものを創造する力をはぐくむ。
・十分な知識及び技能の習得
・主体的に学ぶ態度を育成
・思考力・判断力・表現力の育成
・他者との協働性の育成
・理数教育の充実
2 集団や社会の一員としての望ましい態度や行動の在り方を身に付けさせる。
・集団や社会の一員としての自覚と責任の育成
・生命の尊重と安全な生活態度や規律ある 習慣の確立
・たくましい体と強い精神力の育成
・協働の喜び、達成感・連帯感の醸成
・互いの個性と人権を尊重し合う環境づくり
3 自らの可能性を高め、挑戦する気概を持ち 社会の発展に貢献する高い志を持たせる。
・自己の個性の理解とその伸長
・キャリアプランニング能力の育成
・互いに高め合う環境での困難を克服する スキルの育成
・グローバルな視野を持って、社会にはばたく力の育成
・自己の夢の実現とともに社会の発展に寄与する志の育成
校章
筑紫の名の起こりと伝えられている筑紫神社(筑紫野市)の神紋、角立四目結(かどたてよつめゆい)を図案化し、太宰府天満宮に鎮座する学問の神、菅原道真ゆかりの梅花を組みれ、高の字を配したものである。
校歌
本校の校歌は、詞の中に「筑紫丘」の校名がなく、漢字のみの漢文調表記という点では日本唯一の校歌です。(昭和30年制定)
校歌(応援団指揮、全校生徒合唱)
筑紫丘校歌
応援歌
筑紫丘応援歌
沿革
大正 15年 6月28日 | 文部省告示第310を以て福岡県筑紫中学校を 福岡県筑紫郡三宅村に設置し、昭和2年4月より開校の件認可(生徒定員1200名) |
昭和 2年 2月1日 | 熊本県立宇土中学校長生田徳太郎本校校長に任ぜられる |
昭和 2年 4月9日 | 福岡市大字塩原(当時筑紫郡三宅村大字塩原)の新校舎にて授業開始 |
昭和 6年 2月11日 | 校歌制定(生田校長作詞、片山頴太郎作曲) |
昭和 7年 3月2日 | 第1回卒業式挙行 |
昭和 11年 11月3日 | 校旗制定式挙行(校旗は生田前校長寄贈によるもの) |
昭和 12年 10月16日 | 創立10周年記念式典挙行 |
昭和 22年 11月1日 | 創立20周年記念式典挙行 |
昭和 23年 4月1日 | 福岡県立筑紫高等学校と校名改称。福岡県三宅中学校を合併して夜間課程設置 (募集人員100名) |
昭和 24年 8月31日 | 福岡県立筑紫丘高等学校と校名改称 |
昭和 27年 4月15日 | 福岡市大字塩原の新校舎に移転完了 |
昭和 30年 11月26日 | 新校歌(高木市之助作詞)成る |
昭和 30年 12月19日 | 校歌作曲(信時潔)成る |
昭和 32年 11月10日 | 創立30周年記念式典挙行 |
昭和 33年 4月30日 | 武道場落成式挙行 |
昭和 39年 12月5日 | 火災のため本館焼失 |
昭和 40年 11月26日 | 本館及び図書館落成式挙行 |
昭和 42年 11月3日 | 創立40周年記念式典挙行 |
昭和 52年 10月15日 | 創立50周年記念式典挙行 |
昭和 55年 8月1日 | 体育館竣工 |
昭和 61年 3月22日 | 食堂落成式挙行 |
昭和 62年 2月28日 | 筑心堂(新合宿所)落成式挙行 |
昭和 62年 10月31日 | 創立60周年記念式典挙行 |
平成 3年 4月1日 | 募集定員501名(普通科10学級、理数科1学級) |
平成 6年 4月23日 | 講堂、武道場・プール落成式挙行 |
平成 9年 8月8日 | 正門落成式挙行 |
平成 9年 9月27日 | 創立70周年記念式挙行 |
平成 11年 2月5日 | 中庭・日本式庭園落成式挙行 |
平成 12年 2月27日 | 定時制閉課程式挙行 |
平成 19年 5月25日 | 図書館竣工 |
平成 19年 9月29日 | 創立80周年記念式典挙行 |
平成 22年 4月1日 | 募集定員440名(普通科10学級、理数科1学級) |
平成 22年 10月26日 | 2棟耐震工事竣工 |
平成 23年 11月11日 | 歴史資料室(記念館)竣工 |
平成 25年 3月27日 | エレベーター棟竣工 |
平成 26年 10月17日 | 体育館耐震工事竣工 |
平成 27年 2月20日 | 講堂・武道場・アリーナ天井改修工事竣工 |
平成 29年 9月23日 | 創立90周年記念式典挙行 |
令和 4年 2月16日 | 本館棟竣工 |
令和 5年 12月25日 | 南棟竣工 |