皆さんはどのような高校生活を送りたいと思いますか。ここでは私が二年間を過ごして感じた理数科の魅力について4つの観点から伝えたいと思います。 1つ目は、クラス替えについてです。理数科は3年間を通してクラス替えが1度も行われません。一見ネックに見えますし入学するまでは私自身も同じように感じていました。しかし実際はクラス替えがないがゆえにクラスメイト間の仲は深くなります。 2つ目に、部活動についてです。理数科というのは、何も勉強だけをするクラスではありません。私を含め、多くの生徒が部活動に入っており、終礼が終わると皆一目散に教室を出て部活へと向かいます。勿論、県大会や九州大会に行く人もいますし、勉強と部活が両立可能なクラスであると言えるでしょう。 3つ目に、理数科独自のカリキュラムについてです。理数科は普通科とは異なり授業のペースが早く、そのために受験勉強にすぐに取り掛かることが可能です。このアドバンテージは大変大きく、毎年理数科の生徒が好成績を収めている理由の一つと言えるでしょう。また、放射線実習セミナーや企業研修などの様々な理数科独自の行事もあり、皆さんの見聞を更に深めてくれると言えます。 最後に、クラスメイトについてです。理数科の生徒はその多くが将来なりたい職業や夢が入学時から決まっており、また、決まっていなかった生徒も周りの生徒に感化され、卒業する頃には皆、夢を持って、胸を張ってこの丘から旅立っていきます。その上実力も伴っており、互いに切磋琢磨できる環境であると私は強く思います。 理数科に入る意思は固まったでしょうか。理系科目を勉強したいという理由だけで入るにはもったいないほどに充実した生活があなたを待っています。ここには書ききれなかった、3年間同じ理数科ゆえの翔丘祭の出し物、クラスマッチ、他にも様々なことを是非入学して体験してください。皆さんの入学を心から期待しています。
|